ルルとは、世界のいくつかの国で「真珠」という意味を持ち、祝いの場でのスパークリングワインなどで弾ける泡を表現する言葉でもあるそうな。

思わず口にしたくなる柔らかい響きの名前に、そんな祝福の意味も込められているとは。

まさに特別な一杯のお供にふさわしいカップといったところです。

そもそもゴブレットとは、脚のついた酒杯のことで、ここ最近はコップのように気軽に使うものとして人気があるそうです。

実際、我が家でもガラス製のゴブレットを所持していますが、ワイングラスよりも敷居が低く、身近ながら特別感を演出する際にはぴったりなアイテム。

ガラス製のゴブレットとの違いといえば、温かいものが入れられること・陶器ならではの素朴な温かみがあることが挙げられますが、個人的には中身が透けないため、飲み物が何であっても統一感を保てる点もお気に入り。

食卓に並べたとき、ルルはどんな飲み物も包み込み 特別なシーンに溶け込ませてくれるため、ワインはもちろん、ジュースやお茶などを入れても雰囲気を崩しません。

明るい席にぴったりなブランは、陶器ならではの焦げ感などの表情がより楽しめます。

一方、「ノワール」はシックで洗練された印象を与え、場を引き締めてくれる存在感を放っています。

少し落ち着いた雰囲気のディナーにもふさわしく、暗いトーンのテーブルセッティングにもよく映えます。

お祝いの場で活躍するルルですが、特別な門出や結婚祝いとして贈るギフトにも大人気だとか。

同じ色で揃えてペアにするか、ブランとノワールを一つずつ贈って個性を楽しむか、どちらにするか大変悩ましいところです…。