曲線美が際立つオーバル型が珍しく、思わず二度見してしまったポット、パンジェンシー。

紅茶缶をイメージしたという柔らかな曲線に、蔓植物のような取っ手がマッチしており、なんともラグジュアリー。

パンジェンシーは色味もほんのりお上品。ビビッドなカラーリングのポットにはない独特の雰囲気が漂っています。

端やくぼみから覗く白い磁器の部分が、縁取りのようでこれまた素敵なんです。

パンジェンシーと聞いたときは、蔓植物性のお花かと思ったのですが、どうやら適度な心地よい渋みのことだとか。名前まで紅茶に特化したポットみたいです。

ちなみにカップと統一感を持たせたいのであれば、同じカラーバリエーションのルブケシリーズがおすすめ。

紅茶を注ぐとお花のように紅茶が浮き上がり、テーブルが華やかになります。

イギリスでこそ紅茶はご飯と同じくらい必需品のような存在ですが、日本だと嗜好品のカテゴリーに入ると思います。

だからこそ器ほど機能性や調和性が不要で、本当に自分が好き！と思えるポットやカップを集めるのがおすすめです。

こういうとパンジェンシーが使いづらいような印象を受けてしまうかもしれませんが、全くそんなことはありません。

容量は490ccとかなりたっぷりめ。ひとりで贅沢に使うときや、複数人でティータイムを楽しむときにも使えます。

茶漉しはついておりませんが、逆手に取るとティーバッグで気軽に飲む日・茶葉で本格的に淹れる日と使い分けることができます。

また、電子レンジにも対応しているのでお湯とティーバッグを注いでチン→牛乳を足してチンでお手軽にロイヤルミルクティーを楽しむなんてことも可能です。（電子レンジでティーバッグを使う際はホッチキスのないものを選んでくださいね。）

オーバル型のため口径が横に広く、手が入れやすいのもポイント。ポットの隅々までしっかり洗えます。

パンジェンシーのシリーズは全部で3つ。ポットの他に、クリーマ・シュガーポットがあります。

どちらも複数人で使えるちょっと大きめサイズで、ポット同様オーバル型をしています。

クリーマの容量は135ccほど。
ミルクに限らず、パンケーキ用のシロップやサラダのドレッシング入れなどもたっぷり入れることができます。

ポットをきゅっと小さくしたようなシュガーは、蓋をしまままカトラリーを入れることのできる穴があります。

当店で取り扱いのある商品だと、ブラックフルシティ スプーンSがちょうど収まります